プロなんで一応道具にはこだわりとセオリーがあります。
外国人のお客様などは2枚刃を使用する時もありますが基本的には一枚刃で施術します。
愛用のフェザーですが、右から東京原宿のバーバー修業時代に初めて買ったもの。真中がその次に買った上等なウッド仕様で今はこれを一番使いますが持った時の重さがちょうどいい。左は先代から付き合いのある業者の社長に特別に譲って頂いた限定モデル。刃のアタリが柔らかくなるようにつくられていてレディースシェービングにむいています。
最近お顔剃りをしていて感じるのが男性のトゥマッチな深剃りと女性の産毛です。
特に男性は面の皮が厚く鈍感であるがゆえに3枚、5枚刃と多くの必要以上な刃を当てすぎていて顔の表皮がピーリング(剥かれる)され余計に肌の状態がデリケートになっていることが多々あります。最近の電気シェーバーや安全カミソリも考えものです…
保温カップはKENTのものでフォントが時代を感じさせます。
この作りはうまく出来ていて熱湯をカップに注ぐことでいつまでもソープやブラシが保温されお肌に泡を付ける際に冷やっとしないよう調整することができます。
そして女性はなんといっても産毛の処理です。特に目元や口元は意外と多くの産毛が生えていてお顔をくすませるだけでなくハリや艶を奪ってしまうのでどうしても表情も暗く、化粧品の浸透やメイクのりも悪くなってしまいます。また同時に古い角質を除去することでお肌の再生を促進させ健康的な美顔を心掛けたいですね。